第45回出張ワッハ: 「こだわりのオーダースーツ神戸洋服」 その①インタビュー

By 泰史繁, 2014年8月18日

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お客様のこだわりにこだわりの技でこたえる
オーダースーツの神戸洋服さんです!!

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今回は、新神戸駅に直結する新神戸オリエンタルアベニュー1Fに店舗を構える神戸洋服さんにうかがいました。
神戸洋服さんは、オーダースーツの店です。
現代の名工そして神戸マイスターの佐伯さん、松本さんの二人をはじめとするこだわりの技をもった職人がお客様へのこだわりに徹底的に応える店なのです!

インタビューに応えてくださったのは、代表の兵庫さんです。
現代名工そして神戸マイスターの佐伯さんと松本さんが、店を持ちたいと思ったのがきっかけで、成熟産業の洋服業界に、洋服発祥の地神戸から新たな風を起こそうと、兵庫さんをはじめ、メンバーが集まり、1年前に神戸洋服さんが生まれたとのことです。
ずばり、オーダースーツの魅力を伺いました。

「軽い」のです!
実は、人の身体は左右で微妙に違うのですね。
通常のスーツでは左右対称ですが、オーダースーツでは左右の微妙な違いにも対応します。
ですから、実に見事に身体にフィットする…と…「軽く」感じるということなのですね。

「自信」です。
自分に仕立てた自分だけの洋服…
自分にしかわからない満足感、こだわりが、自信につながるというのですね。

最後に「自分の証拠」
オーダースーツを作るときに、自分の身体に合わせて型紙を作ります。
体型は人によって微妙に違いますから、自分の身体合わせてできる型紙はオンリーワン!
まさしく、自分が自分である証拠、一生モノなのですね。

気になる点も伺いました。

「値段はいくらぐらいですか?」
現代の名工が仕立てる場合は、30万円代から、その他の職人さんの場合は10万円台からとのことです。
型紙づくりから合わせて仕立てるまでにとても手間がかかるのですね。
もちろん、手直しなどのアフターサービスは無料です。
手間暇をかけて、自分だけのスーツができることを考えればリーズナブルですよね。

「ふ、太ったらどうなるんですか?」
骨格というか体型そのものは変わらないので手直しで対応できるようです。
思わず胸をなでおろしました。

最後に今後の抱負を兵庫さんにお聞きしました。

洋服発祥という地の利とオーダースーツへのこだわりは、
大手企業にはできない強みであり、ビジネスチャンスだと考えています。
生徒さんも入れて教育をしていくといった環境づくりも行いたいと思っています。

確かに洋服は衰退産業ですが、若い僕たちが動けばきっと業界も変わるに違いありません。

神戸が好きなんです。神戸を元気にしたいんです!!

クールな兵庫さんから出る熱いメッセージに、心がずんと動き、
オーダースーツが欲しくなりました…
実は、オーダーシャツも手がけているということです。
こちらは8千円からと値段もぐっと手頃です。
まずは、オーダーシャツからお願いすることにします。(笑)

動画ですが、兵庫さんとのインタビューの様子をお伝えします。
続いての動画は、同じフロアにある工房の様子です。
シンプルで整理されているマイスターの作業机はさすがです。
そして、型紙も拝見させていただきました。
どうぞ、お楽しみ下さいませ。