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第43回ゲスト:谷千尋さん「愛と元気にあふれる音楽教育家」

By 泰史繁, 2014年7月7日

 

今日のゲストは、音楽教育家の谷千尋さんです。
京都市北区の自宅で、ちひろピアノ・リトミック音楽教室を主宰するとともに、
京都氏中京区の、親と子のための幼児教室『バンビーニクレアーレ』の音楽担当講師をされています。
谷先生の専門は、リトミックです。
リトミック…あまり馴染みがないかと思いますので、谷さんに説明していただきました。

リトミックというのはリズム体操のように思われているんですが、
自分で考えて動作を決めたり、即時に動作で反応したりと、
リズムに合わせて、自分で考え、その場で身体で反応するという音楽教育法なんです。
お子様が歩けるようになったら、リトミックをまなんでいただくことができますよ。
自分で考えながらリズムを身体で覚えていくので、ピアノなど音楽教育の導入として最適なんです。
そして、リトミックで培われる考える力や即時対応力は、音楽以外の学びや日常生活で本当に役に立つんです。

谷さんの経歴ですが、三歳よりピアノを始め、小学生で市民児童合唱団に入団。
中学生になり一度音楽から離れたのですが、どうしてもピアノがやりたくなり母親に頼み込み再開したとのこと。
そして、先生の勧めで声楽の勉強も同時に開始、本格的に音楽の道を志すことになり、音楽大学に進みます。
その音楽大学でリトミックに出会います。その時の驚きを谷さんはこう語ります。

リトミックを知った時、本当に驚きました。
私も子どもの時に、この教育を受けたかった!
きっと今の私の演奏より、もっといきいきとした素敵な音楽に変わっているに違いない!
卒業と同時にリトミックの勉強を開始、3人のお子様を育てながら、
リトミックを学び続け、リトミックをメインにした音楽教育家として現在にいたっているのですね。

谷さんは、

・ひとりひとりに合わせたオーダーメイドのレッスン

・お子様の成長を助けるアドバイスで生き生きと楽しく学べる環境づくり

を心がけています。谷さんは笑顔で語ります。

お子様に本当に生き生きと成長していただきたいのです。

谷千尋さんが、リトミックで教育
そして、お子様が成長すると、お父様、お母様、おじいちゃん、おばあちゃん…
まわりの人も生き生きとされます。
お子様への教育を通して、お子様やそのご家族が幸せになるのですね。

なるほど、谷さんの想いは、お子様とそのご家族が幸せになることなのですね。
リトミック教室以外にも合唱指揮者、声楽家としての多忙な活動をこなしながら、
3人のお子様を含め大家族をささえる主婦もしっかりこなす谷さんに、両立の秘訣を伺いました。

まずは、「切り替え」ですね。
外では音楽活動に集中しているのでが、家に戻れば、家のことにとにかく集中します。
特に、家という環境をいつも整えておくことに意識しています。
それと、思いついたらすぐに「行動」するということですね。
いろいろ考えるとなかなかできないですよね。(苦笑)
したいこと、自分のチャンスをつあむためにも、「行動」することをこころがけています。

音楽と愛と元気にあふれた谷さんでした。
ありがとうございました。